現代生活学部人間栄養学科

現代生活学部人間栄養学科

Department of Human Nutrition

「栄養」と「健康」のプロフェッショナルになる

こんな人におすすめ

  • 人々の健康を守り、長寿に貢献したい。
  • 食事で少しでも病状をよくしてあげたい。
  • 食事で高齢者に心豊かに暮らしてほしい。
  • 子どもたちが好きで、その成長を食事面から支えたい。
  • 管理栄養士・栄養士の資格を活かして働きたい。
  • 食品を扱う企業で活躍したい。

目指す職業・就職先

  • 管理栄養士(病院、学校、福祉施設)
  • 栄養士
  • 栄養教諭
  • 食品関連企業 ほか

国家試験の合格率が高い

合格に向けて、国家試験対策講座、グループでの相互学修、模擬試験を受験しながら、試験本番に向けた体制を整えていきます。

管理栄養士国家試験受験結果
年度 合格者 合格率(%)
令和2年度 30 100
令和元年度 37 77.1
平成30年度 62 92.5

 

医療・福祉分野に強い

1、2年次に学んだ知識と技術を融合させて、病院、福祉施設、学校、事業所、保健所、保健センターなどで、4週間の臨地実習(現場体験学修)を通して管理栄養士の業務を実際に体験します。

体験からの学びが多い

地域の施設(犬養木堂記念館、高齢者福祉施設など)を訪問し、歴史を学んだり、高齢者とコミュニケーションを取ったりと、体験を通して学習方法を身につけます。

資格取得をサポート

実習で学校教育に興味を持ち、栄養教諭を目指している。課外で試験対策もあるので、資格取得に向けてがんばっている。(2年女子) 

カリキュラムポリシー

  • 教養教育科目に加え、専門教育科目を「専門基礎分野」、「専門分野」、「専門関連分野」の3区分に分けて設置しています。教養教育科目では、学びの基礎となる知識や学修方法を修得します。専門教育科目では、栄養士免許と管理栄養士国家試験受験資格取得に必要な科目を修得し、健康に関して科学的根拠に基づいた提案ができる管理栄養士を育成します。
  • 講義と実習科目を段階的に組み合わせ、管理栄養士として必要な知識と技能を体系的に修得します。また、臨地実習では、病院・福祉施設、保健所・保健センター、学校・給食センターなどの実習先を配置することにより、多岐にわたる管理栄養士へのニーズに応えられる適応力と実践的な視点・態度を身につけます。 4年間の専門科目学修の総まとめを行い、管理栄養士としての基盤を完成させます。また、知識と実践力の集大成として卒業研究を行います。

CURRICULUM

体験型の学修を重視して「栄養」と「健康」のプロを目指します。

現代生活学部人間栄養学科 カリキュラム

CLASSES

食材づくりから実験まで栄養について幅広く学びます。

  • 体験を通して段階的に学ぶ

    体験を通して段階的に学ぶ

    栄養セミナー(1年~4年次)

    野菜づくりから課題研究発表、公開講座の開催、卒業研究、国家資格取得の勉強まで一貫して学びます。

  • 調理の基礎を学ぶ

    調理の基礎を学ぶ

    調理学実習(1年次)

    正しい計量の仕方から、廃棄率・調味パーセントの意味と計算方法まで、調理に不可欠な技能を修得します。

  • 学んだ知識を実験で深める

    学んだ知識を実験で深める

    食品衛生学実験(2年次)

    食品衛生について講義で得た内容を、実験をすることで、内容をより実践的に深めます。

実践的な体験学修をします。

  • 食生活や食事内容の理解を進める

    食生活や食事内容の理解を進める

    食生活演習Ⅰ・Ⅱ(1年次)

    食材目安量と重量の測定や調理による重量の変化を体験して、食品成分表を使いこなすための栄養価計算などを学びます。

  • 食習慣の問題点から栄養計画を考える

    食習慣の問題点から栄養計画を考える

    臨床栄養学実習Ⅰ・Ⅱ(3年次)

    病態や身体計測値、食事摂取量などから、患者の栄養状態を把握して、栄養計画を考える実習です。

  • 行政機関の栄養士として必要なことを学ぶ

    行政機関の栄養士として必要なことを学ぶ

    公衆栄養学実習(3年次)

    グループワークや発表、媒体作成、調査、測定などにより、行政機関の栄養士として活動する上で必要な知識や技術について学びます。

  • 本番さながらの模擬体験

    本番さながらの模擬体験

    管理栄養士実務演習(3年次)

    栄養相談スキル修得のため、模擬患者を対象に、本番さながらの模擬栄養相談を演習で行います。

  • 実際に調査・分析し改善を目指す

    実際に調査・分析し改善を目指す

    栄養学実習(2年次)

    身体計測、食事調査、生活活動調査を行い、現状の問題点を抽出し、栄養マネジメントの基礎を学びます。

  • 教員紹介
  • OB・OG MESSAGE

人間の栄養を理解し、健康の保持増進に貢献できる栄養の専門家を育成します。

私達は食べ物を摂取し、その栄養素を体内で消化吸収し、身体の構成成分やエネルギーに変えてゆきます。

現代生活学部人間栄養学科では、この栄養学の知識や技術を身に付け、人々の健康の保持増進に貢献する管理栄養士を始めとする栄養の専門家を育成し、社会に送り出しています。

健康で豊かな人生を送ること、これは人々の永遠の願いです。本学部では、この願いに貢献できる人材を育成するため、少人数指導、基礎学力強化、体験型学修、地域連携活動等の教育内容や、整った教育施設や設備の充実を図り、経験豊かな教員が丁寧な指導を行っています。

ここで学んだ人は、病院医療、保健行政、教育や保育現場、高齢者福祉、企業、運動栄養など広範囲の分野で、将来に渡って有為な人材として必要とされるでしょう。

専門知識と共に情操力や意思力を身に付け、人々の健康の保持増進に貢献できる管理栄養士を目指して、一緒に学んで行きましょう。

現代生活学部長 多田 賢代

OB・OG MESSAGE

  • 木曽 三輪子

    学んできたすべてのことが
    現在の仕事につながっています。

    現在、病院の管理栄養士として、給食管理業務やさまざまな疾患を持つ方に対する栄養指導などを行っています。食べられなかった人が、食べられるようになる姿に喜びとやりがいを感じます。

    大学では、大量調理を行う「給食管理実習」をはじめ、実験やレポート作成など多くのことを実践的に学び、経験することができました。また、地域ボランティア活動での経験が、現在の集団栄養指導や栄養教室で活かされています。

    大学で学んだすべてが今の仕事につながり、私の基盤となっていることを実感する毎日です。

    医療法人 天翔会 セントラルシティ病院(岡山県)勤務
    木曽 三輪子さん 2013年卒業

  • 増田 智香

    「給食おいしかったよ」という
    子どもたちの声が一番嬉しい。

    保育園の栄養士として献立作成や衛生管理などを行っています。子どもたちが給食場に来て「今日の給食おいしかったよ」と声をかけてくれたときや、離乳食初期から幼児用の食事までに携われていることにやりがいを感じます。大学でライフステージ別の食事の形態を学んだことが、献立作成時に役立ちました。

    また、ボランティアで子どもと接していた経験を活かし、園では積極的に子どもたちとコミュニケーションを取っています。今後は食育活動に力を入れ、食べることの大切さを伝えていきたいです。

    社会福祉法人 同心会 妹尾保育園(岡山県)勤務
    増田 智香さん 2014年卒業

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