教員TEACHER

村井 隆人
むらい たかと

村井 隆人 [講師]

国語科教育法
日本語表現

役職
講師
学位・資格
博士(教育学)
高校生へのメッセージ
小学校では、子どもたちはある程度、言葉を伴うコミュニケーションができる状態で入学してきます。では、小学校の先生は子どもたちと一緒に話すことや聞くことについて、どんな目標を共有しながら授業をすればいいのでしょう。書くことや読むことについてはどうでしょうか。国語科教育法では、子どもの発達や関心から学習指導について考えます。
専門分野
国語科教育
研究テーマ・社会活動内容
批判的読みの指導法
教育評価
俳句・短歌創作
主な担当科目
国語科教育法
国語
日本語表現
学生や受験生へのメッセージ

小学校の教育実習で、担任の先生から「説明文で授業をやってみよう」と言われたとします。久しぶりに読んでみる説明文は、高校の教科書に載っていた評論文よりは言葉遣いも内容も簡単です。よく読めた気がします。でも、どんな授業をしようか?と言われるとうまくイメージが湧きません。
説明文の授業ではどんなことを子どもは学んでいけばいいのでしょう。説明文の内容を深く知ること?筆者の主張と根拠を捉えること?段落をいくつかのまとまりに分けること?
小学校の国語の授業として比較的印象に残りやすいのが物語や説明文という「読むこと」に関するものですが、その中で何を学んだのかということについて明確に答えられる人はなかなかいません。6年間行ってきた読むことの授業は教材の内容が複雑になる以外に、違いはなかったと感じる人もいるでしょう。
私が担当する国語科教育に関係する授業では、国語では何を目標にどんな方法で授業が行われているのか、そして子どもたちがどんな経験を重ねてきたのかを扱います。そのなかで、○○について授業をするときって何をすればいいんだろう、ということが少しずつ明確になっていく/ときにはより難しく感じていくような経験を積み重ねていきませんか。

研究業績
村井 隆人の研究業績

MENU

資料請求はこちら

CLOSE