保育学科の福澤惇也講師が、研究テーマ「岡山地方の幼児教育実践における『パターンの遊び化』に関する実証研究-年長児の遊びに内在する数学的パターンの要素-」で第62回(令和6年度)学術奨励賞を受賞しました。
この研究は、日本の幼児教育の文脈に即して指導を行っている幼児教育施設を対象に、そこで遊ぶ年長児が活動を通してパターンに触れ、それを認識していることを実証的に明らかにするものです。具体的には、数学的パターンに関する理論的枠組みを構築し、年長児の遊びからパターンを捉えるとともに、年長児が遊びの中でどのようにパターンの要素を取り入れているのかを質的分析によって解明していきます。本研究の成果は、日本の就学前後の教育における子どものパターン認識向上のための指導のあり方を検討する上で基礎的な知見として活用でき、パターン認識を育むための学習方法や指導方法を確立していくことに貢献します。
賞の名称 | 第62回学術研究助成 学術奨励賞 |
---|---|
受賞題目 | 岡山地方の幼児教育実践における『パターンの遊び化』に関する実証研究 -年長児の遊びに内在する数学的パターンの要素- |
受賞者名 | 福澤惇也(中国短期大学 保育学科・講師) |
受賞日 | 2025年5月23日 |
主催団体 | 公益財団法人 山陽放送学術文化・スポーツ振興財団 |