
保育学科の福澤惇也講師が、研究課題「幼児の遊びにおけるパターン認識の質的分析手続きに関する研究―岡山県内の保育実践を対象とした生成AI活用の可能性と課題―」で、公益財団法人両備檉園記念財団の2026年度(第48回)研究助成(文化・芸術・教育に係る研究)に採択されました。2026年10月2日には同財団の贈呈式が行われ、福澤講師に記念の楯が贈られました。
この研究は、岡山県内の保育施設における幼児の遊び場面を対象として、幼児のパターン認識が発話や操作行動としてどのように現れるのかを質的に分析し、その分析の過程における生成AI活用の可能性と課題を検討するものです。すでに福澤講師による一連の研究では、日本の文化的背景を有する幼児(5歳児)が主体的な遊びの中で自発的にパターンを作成し、その存在に気付き、自らパターンの特徴を説明できることが明らかになっています。
本研究では、積み木やブロック、並べ遊びなどの場面で、幼児が「同じ」「順番」「次」といった言葉を用いる場面や、素材を並べ直す、続きを作るといった操作行動に着目します。また、逐語記録の整理や場面の要約などに生成AIを補助的に用い、研究者による分析と比較することで、生成AIが有効に機能する範囲と、研究者の解釈が不可欠となる範囲を明らかにします。得られた成果は、保育者が日常の遊びの中で幼児のパターン認識を捉えるための観点として整理し、岡山県内の幼児教育実践に還元する予定です。
【助成名称】公益財団法人両備檉園記念財団
2026年度(第48回)研究助成「文化・芸術・教育に係る研究」
【研究課題】幼児の遊びにおけるパターン認識の質的分析手続きに関する研究
―岡山県内の保育実践を対象とした生成AI活用の可能性と課題―
【採択者名】福澤惇也(中国短期大学 保育学科・講師)
【贈呈式】2026年10月2日
【助成団体】公益財団法人両備檉園記念財団