
高校生から大学生へ。母校の先生との会話から見えてきた「私たちの変化」
中国学園大学・中国短期大学では、学生広報スタッフ「CGスマイル」が自身の母校を訪問し、高校時代にお世話になった先生方へ近況を報告するとともに、本学での学びや学生生活、自身の成長について伝える「母校訪問プロジェクト」を実施しています。
今回、母校を訪問したのは、岡山南高校出身の内田さん、亀山さん、芹川さん。久しぶりに訪れた母校で先生と再会し、高校時代の思い出を振り返りながら、大学での学びや友人との出会い、サークル活動、地域での挑戦など、現在の大学生活について話しました。
高校生だった頃には想像していなかった経験を重ねる中で、3人はどのように変わったのでしょうか。先生との会話から見えてきた、「高校時代の私」と「大学生になった今の私」を紹介します。

先生との会話が始まると、自然と話題は大学での学びへ。
人間栄養学科で学ぶ3人からは、「高校で学んだことが、大学の授業で生かされている」という話が出ました。高校時代に経験した魚のさばき方や、キュウリの輪切り、フルコースづくり。高校生の頃に授業の一つとして取り組んでいたことが、大学に入ると専門的な学びの中で役立っており、高校時代に身につけた経験が、大学での学びを支える土台になっていることを実感しているようでした。
一方で、大学ではさらに専門的な学びが待っています。白衣を着て行う実験では、食品に含まれる水分量を測定したり、調理実習では一汁三菜や揚げ物など、さまざまな料理をつくったりします。
さらに、学年が進むと高齢者施設への訪問や菜園実習など、教室の中だけでは完結しない学びにも取り組みます。大学の近くにある畑を耕し、野菜を育て、収穫する。自分たちで育てた野菜について、学生同士で評価する機会もあるそうです。
「収穫の授業、結構楽しみなんだよね」
高校時代に学んだことを生かしながら、大学ではさらにその先へ。高校と大学の学びは別々のものではなく、これまでの経験が次の学びへつながっていることを、3人自身が実感していました。

大学に入って大きく変わったことの一つが、人との出会いです。
内田さん・亀山さん・芹川さんは、同じ高校・同じ学年・同じクラスという環境で過ごしてきた3人ですが、大学では出身高校もこれまで経験してきたことも違う学生と一緒に学んでいます。人間栄養学科では、実験や実習などで班活動を行う機会も多く、授業を通して自然とさまざまな人と関わることになります。
「班活動が結構多いから、いろんな人と仲良くなれる」
そんな話をしながら、3人が振り返ったのは、現在一緒に過ごしている友人たちとの出会いでした。大学に入学した時点では知らなかった人たちと、授業や実習、日々の学生生活を一緒に過ごす。その中で少しずつ会話が増え、友人関係が広がっていきました。
さらに、サークル活動では先輩とのつながりも生まれます。新入生を迎える歓迎会では、先輩と一緒にゲームをしたり、食事をしたりする機会があり、学年を越えた交流につながっているそうです。サークルには、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツ系から、茶道、学友会など、さまざまな活動があります。
「初心者の子も結構いるから、みんなでゆるくやろうみたいな感じ」
週1回程度の活動のサークルも多く、アルバイトとの両立もしやすいことも魅力の一つ。
授業で出会った友人、サークルで出会った先輩、そして大学生活を通して新しく出会った仲間たち。高校時代とは違う人間関係の中で、3人の世界は少しずつ広がっていました。

今回の会話では、大学生活の中で経験した「挑戦」についても話題になりました。その一つが、今年の夏に内田さんが参加した「うらじゃ」です。内田さんは、市内の大学生で構成されたうらじゃチームに参加。さまざまな大学の学生が集まるチームの中で、新しい仲間と一緒に踊りに挑戦しました。
「いろんな大学が出ているチームもあるし、社会人の方もいるし、学生もいっぱいいます」
高校時代とは違う環境に飛び込み、新しい人たちと一緒に一つのことに取り組む。そんな経験も、大学だからこそできる挑戦の一つです。そして、内田さんの「うらじゃへの挑戦」は、亀山さんにも影響を与えました。内田さんがうらじゃに参加したことを知った亀山さんは、「自分もやってみたい」と思ったそうです。しかし、内田さんが参加するチームのメンバー募集はすでに締め切られていましたが、それでも「やってみたい」という気持ちは消えず、亀山さんは自ら地域のチームに参加し、練習を始めました。一人の学生が踏み出した一歩が、別の学生の「やってみたい」につながっていく。大学生活の中で出会う人や経験が、新しい挑戦を生み出すきっかけにもなっています。
もちろん、挑戦は特別な活動だけではありません。授業では体育にも取り組み、バレーボール、バスケットボール、卓球、テニス、バドミントンなど、毎回チームを変えながらさまざまな学生と交流。「そこで、すごく仲良くなった」と話すように、何気ない授業も新しい人と出会い、関係を築く機会になっています。
「やってみたい」と思ったことに、一歩踏み出してみる。内田さんの挑戦が亀山さんの「やってみたい」につながり、それぞれの新しい経験へと広がっていく。大学生活の中で一つひとつの経験を重ねることが、それぞれの世界を少しずつ広げています。

大学生活について先生から質問されると、3人からは次々と話が出てきました。授業や実習だけではなく、サークル・アルバイト・学内イベント・友人との時間。そして、大学内の食堂やカフェ、キッチンカーなど。学内イベントは、七夕祭を紹介。各サークルの発表を行ったり、抽選会など学生が楽しめる企画も行われており、大学生活が「楽しい」と会話の中で、何度もこの言葉が登場しました。また、サークル活動の紹介では、週1回のサークル活動なのでアルバイトとの両立もしやすく、自分の生活に合わせて活動を選ぶこともできるとのこと。
そこで気づいたこととして、大学では高校時代にはなかった「自分で選ぶ」という場面も増えました。
どの授業を受けるのか。
どのサークルに入るのか。
誰と過ごすのか。
何に挑戦するのか。
もちろん、すべてが最初から決まっているわけではありません。「やってみたい」と思ったときに、自分で一歩を踏み出してみる。そんな経験を繰り返すうちに、大学生活そのものが少しずつ自分らしいものになっている。
今回の母校訪問では、先生に大学生活を紹介する中で、3人自身も改めてこれまでの大学生活を振り返ることができました。高校時代には「これから何をするのだろう」と思っていたことも、今では日常の一部になっています。学び、友人、サークル、地域での活動。一つひとつの経験を重ねることで、「できること」だけでなく、「やってみたいこと」も増えている。それが、3人の大学生活から感じられる変化でした。
「高校生だった私」から「大学生の私」へ
久しぶりに訪れた母校で、高校時代の先生と話す。大学生活のことを伝えるだけの時間に見えて、実は3人にとって、自分自身の成長を振り返る時間にもなりました。
高校で学んだことが大学で活かされていること。新しい友人や先輩との出会いが増えたこと。「やってみたい」と思ったことに挑戦できるようになったこと。そして、自分らしい大学生活を楽しめるようになったこと。高校時代の自分を知っている先生だからこそ、今の自分との違いにも気づいてもらえる。母校訪問は、そんな「成長」を改めて実感できる機会となりました。
高校時代の経験を土台に、大学で新しい学びや出会いに触れ、一歩ずつ変わっていく。これからもCGスマイルは、自分たちのリアルな大学生活を自分の言葉で伝えながら、高校生の進路選択を応援していきます。