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2026.07.29
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【卒業生インタビュー】 平林金属株式会社/坪内楓さん (2025年度情報ビジネス学科卒業)

挑戦を続けた先に見えた、新しい自分

高校卒業後、一度は社会人として実業団で競技を続けた坪内さん。しかし、さらなる成長を目指して中国短期大学への進学を決意しました。大学では競技と学びを両立し、簿記やデジタルスキルなど社会で役立つ知識を身につけるとともに、全国大会(※1)で3位という結果も残しました。現在は平林金属株式会社で経理業務に携わりながら、実業団選手として競技も続けています。大学での経験が、仕事と競技の両方を支える力となっている坪内さんに、学生時代の学びや現在の仕事、そして今後の目標について伺いました。

「もう一度挑戦したい」という思いで選んだ中国短期大学

私は高校卒業後、一度地元でソフトボールの実業団がある企業へ就職しました。退職後は一度ソフトボールから離れることとなりましたが、その期間を経て、自分にとってソフトボールは欠かせない存在であることを改めて実感し、「大学でソフトボールに打ち込み、結果を残して、もう一度実業団の世界に挑戦したい」という目標ができ、中国短期大学へ進学しました。短期大学を選んだのは、2年間という限られた期間で学びと競技を両立できる環境に魅力を感じたからです。また、高校時代につながりのあった監督との縁もあり、「ここなら競技力を高めながら自分も成長できる」と感じました。

学科は、情報ビジネス学科を選びました。将来どんな仕事に就いても、パソコンの知識やビジネススキルは必要になると考えていたからです。高校時代はスポーツ中心の生活だったため、パソコンや簿記を学ぶ機会はほとんどありませんでしたが、もともと興味があった分野でもあり、新しいことを学ぶことへの不安はありませんでした。むしろ、興味のあることを基礎から学べることが楽しみでした。

大学では授業とソフトボール部の活動を両立する毎日でした。週6日の練習を続けながら授業にも取り組み、ショートやセンターとしてプレーしました。1年次には全国大会(※1)で3位という結果を残し、さらに大会では最多盗塁賞も受賞することができました。人数では強豪校に及ばないチームでしたが、一人ひとりが役割を果たし、お互いを信頼して戦うことで、大きな成果につながることを実感しました。この経験は、私にとって競技だけでなく、人としても大きく成長できた出来事だったと感じています。

大学で学んだことが、仕事とソフトボールの両方に活きている

大学生活で特に印象に残っている学びは、簿記とパソコン関連の授業です。なかでも日商簿記3級を取得できたことは、自分にとって大きな自信になりました。授業だけでなく、資格取得に向けた集中講義があったことで、ソフトボール部の活動と両立しながら効率よく学ぶことができました。先生方にも丁寧に指導していただき、資格を取得できたことは本当に良かったと思っています。

現在は平林金属株式会社で経理業務を担当していますが、簿記の知識は毎日の仕事に直結しています。「大学で勉強していて良かった」と実感する場面が多く、学生時代の学びがそのまま仕事で役立っています。

また、情報ビジネス学科では画像編集や動画制作も学びました。在学中にはソフトボール部の部員募集ポスターやSNS用の画像制作を担当し、分からないことがあれば先生に相談しながら制作を進めました。授業で学んだことを実際に活用できたことで、知識だけでなく実践力も身についたと感じています。

現在でもチームの試合告知やSNSでの情報発信を行う際には、そのときに学んだ画像編集や動画制作のスキルを活用しています。高校時代には触れることがなかった分野でしたが、大学で実践的に学んだからこそ、仕事だけでなく競技の場面でも役立っています。資格だけではなく、「実際に使える力」が身についたことが、中国短期大学で学んだ大きな財産だと思っています。

仲間との出会いが、今の自分を支えている

大学生活を振り返ると、一番の財産は仲間との出会いだったと感じています。特に全国大会(※1)で3位になった経験は、一人では決して成し遂げられないものでした。人数では他の強豪校より少ないチームでしたが、それぞれが自分の役割を果たし、互いに支え合いながら戦ったことで結果につながりました。その経験を通して、「強い選手が集まること」よりも、「同じ目標に向かって力を合わせること」がチームには大切だということを学びました。

また、授業でも先生との距離が近く、分からないことがあればすぐに相談できる環境がありました。画像編集や動画制作、簿記など、初めて学ぶことも多くありましたが、先生方のサポートのおかげで安心して学ぶことができました。競技と勉強の両立は決して簡単ではありませんでしたが、その経験が時間管理能力や最後までやり抜く力につながったと感じています。

現在は仕事と実業団でのソフトボールを両立しながら生活していますが、大学時代に培った経験は今でも大きな支えになっています。今後は日商簿記2級の取得にも挑戦し、仕事でも競技でもさらに成長していきたいと考えています。

私は一度就職してから大学へ進学するという進路を選びましたが、自分の目標を実現するために挑戦したことは間違いではなかったと思っています。大学で得た知識や技術、そして仲間との出会いは、社会人になった今でも私の力になっています。これからも新しいことに挑戦し続け、自分自身を成長させていきたいと思っています。


※1:2024年 第59回全日本大学女子ソフトボール選手権大会(インカレ)